2004.05.11 (火)  プロ野球愛

なんか年々誤審が増えている気がして仕方がありません。特にこないだの東京ドームの巨人-広島戦のはヒドかったですね。一部では≪ジャンパイア≫なんていわれてますが、ありゃジャンパイア以前の問題でしょ。だって見てないんだもん。しかもこの日は日本テレビで長らく活躍していた小川アナの最終ゲームでしょ。そりゃ小川さんもなんていったらいいかわかりませんよ。

誤審の話はまた今度書くとして。

アタシはずっと小川アナは好ましいアナと思ってました。たしかに巨人寄りであるのは否めませんが、なんというか不快感がないのですよ。聴いてて気持ちいいというか。変に絶叫したりしないしね。あ、いくらなんでも同局のFアナと比べちゃ気の毒か。
もうプロ野球の実況はしないそうですが、できるならリアル系野球ゲームの仕事とかしてほしいなぁ。もしそんな野球ゲームがでたら、アタシは絶対買いますよ。『小川買い』しますよ。PS2持ってないけど。

最近あらためて、野球中継を観る上でアナウンサーと解説者って重要だなぁと思ってしまいます。さきのFアナじゃないけど、試合展開も打球の行方も確認しないまま、ただただ絶叫すりゃいいみたいな人が多くて、はっきりいってウザいんですよ。莫迦じゃないかしらんと思われる実況ならないほうがマシですからね。

解説もそう。自分の価値観を押し付けるような解説者にはウンザリします。別に思っていることをいうなとまではいいませんけど、何度も何度も繰り返されたんじゃたまりません。『ピッチャーは完投してこそ、うんたらかんたら』とかもうホントに勘弁してください。

あと語り口の暗い人、ネガティブなことしかいわない人、全然取材をしてない人、現役選手を蔑んでみる人、パの選手をほとんど知らない人。アタシたちは何もあなたのお小言や無知ぶりがききたくて野球中継を観たり聴いたりしているわけではありません。せめて試合をみる前に出場する選手のデータを頭に入れてから望んでください。仕事なんですから。

アタシが好きだった解説者…、それは西本幸雄さんだったり、一枝修平さんだったりするんですけど、この人たちには愛がありました。だからキツいことをいっても不快じゃない。
福もっさんだって、赤星にはめちゃくちゃキビしいですよ。なかなかホメない。でも、だからこそ、『この人は赤星のことを本気で思ってるんだな』ってわかる。

でも愛がまったく感じられないのに平気で選手を侮蔑する解説者もいますからね。結局アナウンサーも解説者も野球にたいする愛なんじゃないかと思うんです。いやこんなことあたりまえっちゃああたりまえなんですけど

みなさんもよーく聴いてみてください。プロ野球に全然愛のないアナウンサーや解説者がのさばってますから。ここでは誰とはいいませんが。


2004.05.20 (木)  暗黒時代、自分の中での出来事

アタシが熱心に野球を観ていたのは1976〜1987年くらいの間です。それ以降はたいして観ていたわけじゃないんですよ。

観なくなったきっかけは大学に入ったことです。まず遊ぶのにいそがしくて野球をテレビで観るという習慣がなくなったことが大きい。一度『夜、家にいない』ことが習慣になると、わざわざ家に帰ってまで野球を観ようなんて思わなくなるのですよ。

さらにもうひとつの理由は、あまりにも阪神が弱かったこと。いくら情熱は失っていたとはいえ、負けたらやっぱ腹が立ちますからね。ただでさえ野球を観る回数が少ないのに、観ている時に万年最下位候補のチームが勝つ確率なんて絶望的に低い。観たら負ける。負けると気分が悪い。これじゃ余計に興味がなくなりますよ。

そんなことをいいながらも、たとえば八木も幻のサヨナラアーチの試合もテレビで観てたし、新庄の敬遠サヨナラタイムリーも観ていた。甲子園にも何度か足を運んでいる。
そう、全然観てないわけじゃないんですよ。以前も書いたように、福岡に住んでいた時にはわざわざ博多駅まで大阪版サンスポを買いに行ったりもしている。でもそんなものはアタシにとって全然熱心なうちには入らないのです。

ちょっとおかしな基準かもしれませんが、甲子園に何回行ったとか、テレビで全試合観戦したとか、そんなものはアタシの中で何の価値もない。アタシにとって熱心というのは、たかが一試合の勝った負けたで放心状態になれるかどうかなんです。

実際1992年にあと一歩で優勝を逃した時も、ちょうどその時念願のクルマを買うのに必死で、『あー、まぁしょうがないな』ぐらいでしたもん。そんなんファンはおろか支持者でもなんでもないですよ。

とにかくあの頃の、暗黒時代のメンバーにはあまり思い入れがないのです。よく暗黒時代の象徴として、や桧山、もしくは今岡をあげる人が多いですけど、アタシにとっての象徴は和田でした。『コイツを主力として重用してるようだから阪神は弱い。コイツが引退したら阪神もマシになるかも。また野球をみるようになるかも』ぐらいの存在でした。

何度も書きますが、和田が主力だった頃、アタシはキチンと野球を観てません。だからなのか、いまだに和田を神聖視する人の気持ちがわからない。ただね、たしかに成績的にはコンスタントでしたが、短打しか打てない、盗塁できない、守備範囲狭い、肩弱い。これぐらいのことは十分にわかっていますよ。

他にチームの顔となる選手がいての和田なら問題はなかったと思います。しかし和田がチームの顔だった。いうちゃなんですが、まがりなりにも田淵掛布をみてきた人間としては物足りなく思えて当然でしょう。

何か和田を卑下するみたいな書き方になっちゃいましたが、別に嫌いではないですよ。でも笑われるかも知れないけど、アタシの場合、現役時代だけの評価でも和田より川藤の方が上なんです。
アタシが選手を評価する時、成績なんてひとつの指針でしかないと思っている。幼稚な考えなのかもしれないけど、プロ野球選手は夢や感動を与えるための存在だと本気で思ってるから。そういう意味で和田は川藤よりも物足りなかったんですね。

なんだかんだいいながらあの時代、一番夢を与えてくれたのは新庄でしたよ。甲子園にフラッと観に行った時、彼のファインプレーをみて涙がとまらなくなったりしましたもん。ひとりで行ってたのに。

そんな新庄でさえも掛布と比べるのはかわいそうでした。もちろん成績ではなくインパクトとしても。しかもこれから田淵や掛布を超える存在の選手が阪神に現れるなんて期待は一切できないなと。そんなことを考えるうちに『もしかしたら野球に熱中するなんてことはもう二度とないのかもしれない』とすら思ってました。

そして去年です。アタシは去年から再び熱心さを取り戻しました。

たしかに選手個々はそれほどでもない。しかしチーム全体が信じられないほどインパクトの強い、夢を、感動を与えてくれる存在になっていました。
当然優勝したのもあるし、自分と同じ目線で野球を観ているダスト氏の存在も大きい。

しかしそれよりももっと単純に、観たら勝つ、勝つから気分がいい、気分がいいからまた観ようと思う、といういい循環になったことが一番大きかったとあらためて思います。

15年以上にわたる暗黒時代の選手より、まだたった一年ちょいしか阪神に在籍していない金本や久保田の方が、すでにアタシの中で大きな存在になっています。まぁなんとなくあたりまえの結論ですが。


2004.05.24 (月)  信頼感

すべての阪神贔屓のみなさま、昨夜はお疲れ様でした。いやはや、全盛期の水島新司でも考え付かないあの結末を予測できず、早々にラジオのスイッチを切ってしまった自分を大いに恥ております。

それにしても今年の阪神、現在半歩だけ前にでているわけですが、アタシの印象として≪あの勝ちがペナントレースを抜け出すきっかけだった≫というのはまだないように思います。
しかし≪この試合に負けたからペナントレースから離脱した≫かもしれない試合にはことごとく負けていないのです。

たとえば、きのうの試合。たとえば5月13日の巨人戦。奇しくもどちらも巨人戦ですが、この2試合はもし負けていたなら、そして優勝を逃したなら、必ずシーズン終了後に『あの試合に勝っていたら』といわれた試合になっていたでしょう。そういう試合をことごとく(といってもまだ2試合ですが)拾っている阪神の勝負強さには関心します。(同時に巨人の勝負弱さにも関心します)

毎週日曜日の『うるぐす』(日本テレビ系)にて≪ほりう値≫なる戦力偏差値を江川が出していますが、阪神は現在69でリーグ4位です。数値の計算方法に若干の異議もあるものの、冷静に考えれば他の5球団に比べて戦力が充実しているとはいえない。こういう戦力偏差値で高得点を獲得しやすい、いわゆる≪名前と顔だけで≫打てたり、抑えられたりする選手が少ないのは事実です。

それでも勝っているのは、戦力にダブりがないとか、タイミングよく雨天中止になったりとか、いろんな要素があるとは思います。しかしなんといっても岡田監督の功績はかなり大きいのではないでしょうか。

今の阪神は、いや今に限ったことではありませんが、特に今年の阪神を指揮するのは並大抵のことでないことは想像に難くありません。なにしろ昨年のセ・リーグのチャンピオンチームなのですから。

・優勝することを期待されている。そして十分可能な戦力が揃っているとみられている
・若手、特に鳥谷を一人前にすることを求められている
・V1戦士をはじめとするベテランの功労者を大切にしなければならない

阪神という特殊なチームおいて、これら三つのことをこなしていくことがどれだけ難しいことなのか、アタシには想像すらできません。だいいち歴代の全球団の監督でこの三つのことをこなせた監督が何人いたことでしょう。しかも岡田監督はまだ≪新人監督≫なのです。

それにしても
勝とうが負けようが、ささいな采配についてなじられるのです。もちろんアタシだって『え?』と思う采配はありましたよ。でも、少なくとも今現在は、岡田監督という人を信じることができるし、アタシなんかよりずっといろんなものがみえていると思えるのです。

いいチームですよ阪神は。当然星野前監督の遺産もかなり多いとは思います。だけれども岡田監督がつくりあげていったものもあるし、今つくりあげつつあるものもいっぱいあるように感じるんです。

それに比べて
どうなんでしょうか巨人は。阿部がサヨナラホームラン打った試合もそうでしたし、きのうの小久保の逆転ホームランの時もそうでしたが、

なんでベンチがああシラけてんの?

昔からそんなチームだよ、という人もいるでしょうが、少なくとも去年までは違いましたよ。後藤が同点3ランを打った時でもベンチはもっと盛り上がっていたようにみえたし、後藤と原が抱き合ったりしてたじゃないですか。

≪好漢≫といわれる小久保やローズが入って雰囲気が悪くなったってのも考えにくい。とするとやっぱ原因は・・・・。
もちろん堀内にもそれなりに頑張ってほしいですよ。阪神と巨人が優勝争いしてほしいと心から願っているし。それに福もっさんとも友達だし。
でもねぇ。いいんですかホントにこの人が監督で。いやアタシは巨人贔屓の人にききたいのです。


2004.05.26 (水)  ファーム印象控

5月25日、鳴尾浜で行われた阪神−サーパス戦を観戦してきました。

この日は鳥谷が出場する&伊良部が先発ということもあってスタンドは満員。入場制限もあるときいていたので、10時半には球場についていたのですが、正解でした。

ファームのゲームをみるのは10年ぶりくらいで、いろいろ忘れていたのですが、いやー、いいもんですな。鳴り物のないスタンドからは声援と拍手と野次がコダマし、グラウンドからはボールがミットに吸い込まれていく音がはっきりきこえます。特にバットが折れた≪パシンッ≫という音があれほど鮮烈ということはすっかり忘れていました。

せっかく試合&試合前の練習をみてきたので、各選手の印象などを。ただし野手だけ。


○捕手

浅井良
アタシはやっぱりこの人を一押しします。リードが単調になりやすいのが欠点なんだけど、なにより一番雰囲気がある。バッティングもいいし、肩も強いしね。

小宮山慎二
うーん、まだ全然身体が小さいなぁ。技術的にも見劣りしてたし。かなり時間がかかりそう。

狩野恵輔
たしかに分類すれば矢野タイプだわ。でも動きが洗練されていない。バタバタしている。そんなんまだ高卒4年目なんだからしょうがないやん、といわれればそれまでなんだけど、矢野タイプを目指すなら、走攻守、すべてにおいて≪洗練さ≫が必要になってくると思いますよ。

中谷仁
どうも高校時代の印象が強くて、華奢なイメージだったんだけど、身体、大きくなってたな。キャッチング・スローイング・インサイドワークは一軍レベル(インサイドワークはさほどわからんけど)。ただバッティングがねぇ。これほど打てそうな雰囲気がないのも珍しい。

○内野手

秀太
試合前の練習で、秀太を中心に輪ができていたのが印象的。二軍でもムードメーカーという感じ。やっぱり一軍経験者だけあって、他の選手に比べてプレーも洗練されている。出塁したら何度もスタートをきるフリをしてピッチャーをけん制していたし。

鳥谷敬
『もしこのメンバーで誰を推すか』と聞かれれば文句なしこの人。相手投手は今年の開幕投手である具台晟です。他の選手がついていくのにやっとの状態なのに、鳥谷ひとりきっちりボールをとらえてました。ホームランももちろんよかったけど、最後の打席のライトライナーも内容があった。アウトになったけど、盗塁も試みた。そういう積極姿勢も買います。

片岡篤史
練習ではさすが!という動きをみせてたんだけどね・・・。

上坂太一郎
ああいうことがあったから、逆に期待してんだけどねぇ。守備はあいかわらず可もなく不可もなく。打撃は・・・どうも自分の持ち味を勘違いしている気がする。

新井亮司
攻守ともにまだまだ。もはや『野村二世』の可能性は・・・・。

喜田剛
もしふつうに外野を守れたらレギュラーで使えるとは思うけど、一塁しか守れないのであれば、最低初優勝当時の松中(.268 23本塁打)くらい打てなければしんどいと思う。

梶原康司
特に悪いところはないが、逆にいえば特徴がない。もうちょっとパンチ力があるとか、足が速いとか、そういうのがあればいいんですけどね。

萱島大介
自慢の足はみれず。課題のバッティングもみれず。で、みたのは守備だけなのだが、なんか戦前のプレーヤーみたい。特にスローイングが。

○外野手

中村豊
いやびっくりしましたよ。ここまで身体が小さいとは。小宮山はまだ高卒ルーキーだからわかるんですが、この人は大卒で9年目ですからね。

藤原通
守備も打撃も地味だなぁ。オープン戦をテレビでみた時と印象がいっしょですね。

林威助
『RIN』ではなく『LIN』なんですね。

桜井広大
次代のスター。この日は打てなかったけど、スイングにオーラを感じました。あとは守備ですね。せめてバタバタしなくなったらいいんですけど。

早川健一郎
体格は一番。打席でも迫力があるんだけど、ランナーなしの場面で当てにいくのがなぁ。それでもアタシはこの人を一軍にあげる派です。

せっかちせっかくなんで、ついでにこの日に登板したピッチャーのことも。

伊良部秀輝
まだまだ。あいかわらず走られまくるし、追い込んでからフォークを見送られる。ただ4回2アウト満塁からは本気をだしたのか、かなりのスピードボールを投げてました。

筒井和也
簡単にいえば、あんまり身体のブレない岡島。スピードガンはでてなかったみたいだけど、タマの力はありそう。しかし思いっきり投げたらまったくコントロールがつかない。しかも緩急がまったくない。まだ時間がかかりそう。

吉野誠
ホームランは打たれたけど、アタシ的にはよかったと思う。だいぶ元に戻ってきた。

モレル
・・・・・わからん。いい当たりがことごとく野手の正面に飛ぶのはどういうことなのか。

伊代野貴照
久々にみた。だけど去年一軍で投げていた時より劣ってみえたんだけど・・・・。

中林佑輔
打たれたからいうんではないが、コントロール・球威ともにまだファームレベルですね。



あとね

試合前に表彰式があったんだけど、けっこう賞金やら賞品がでるんですよ。でもファームの試合が対象になった表彰って必要なのかなぁ。なんとなく納得できません。


2004.05.30 (日)  哀愁のピン芸人・KNZW健人

・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・ピッチャーやってるとです。一軍と二軍のエレベーターの毎日が続くとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・昔はそこそこ人気モンでした。特にやらかす避難所では毎日オレの話題で持ちきりやったとです。それが今では、誰かが『KN・・・』と書いた瞬間、『KNZWの話はするな!』と怒られてしまうとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・できるだけきれいな、いいフォームで投げるよう、ずっと心がけてきたとです。そしたらくさ『お前はフォームばきれいすぎるけん打ちやすい』といわれるとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・調子がいい時に限って負けてる展開の登板になるとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・よく『モデルみたい』と誉められます。コンパに行っても頑張ってみんなをもりあげるとです。ばってんおいしいとこをもっていくのはいつも赤★さんです。オレは電車でひとりで帰るとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・キャンプの朝の声出しの時、うっかり日本シリーズで打たれたことを反省したら、『そげなこつあった』と思い出されて、逆に信用されんようになったとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・今年は二軍で先発をやってました。調子もよくて結果もでたとです。でも一軍・二軍の入れかえがなぜか、オレが二軍で登板した翌日にあるとです。投げたばっかりのオレは当然選ばれんとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・やっと一軍にあがれたとです。当然先発でいくぞといわれたとです。なのに突然中継ぎで出番が回ってきたとです。打たれたとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・あれホントは打たれてなかったとです。計算どおりサードゴロに仕留めたとです。ばってんなぜかシ中原さんが、がば前の方を守っとったくさ、ツーベースになってしもたとです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・オレと先発の枠を争そっちょった木ミ山がきのう好投しよらしたとです。たぶんローテーションに入るんは彼です。オレはたぶん『登板間隔があいたので調整の意味で』という名目でファーム行きです。・・・・健人です。

・・・・健人です。・・・・健人です。・・・・健人です。・・・・健人です・・・・。


2004.05.31 (月)  前後際断

まだ昨日のショックをひきずっています。残念ながら関西地方ではテレビ中継がなく、ラジオで観戦(?)しておったのですが、変な話、けっこう日本シリーズの敗戦に匹敵するぐらいの強いショックでして。

たしかに3連敗だし、貯金もなくなった。首位・中日と2.5ゲーム差になった、等のこともショックの要因ではないとはいえないです。しかしそんなものは微々たるものです。どっちにしろ今年は混戦が続くわけだし、前々回書いたように『ここで負けたら』という試合は落としていない。きのうの試合もそういう試合ではなかったと思うし。

ではなぜそこまで強いショックをうけたか。それは下柳のピッチングに強烈な感情移入をしてしまったからなんです。

きのうの試合、なにせ映像でみてない(ショックでスポーツニュースのたぐいもみていない)ので、実際のところはわからないのですが、かなり微妙なストライク・ボール判定が多いようでした。アタシが聴いていたABCラジオは阪神寄りの中継スタイルなので鵜呑みにしているわけではありませんが、それにしても解説の吉田義男が何度も『おかしい』を繰り返してました。

よっさんがいっていたのは『主審のストライクゾーンが一定しない』ということです。同じコース、同じ高さにいってもストライクだったりボールだったりするというのです。もちろん実況席はバックネット裏にあるのでそこまで厳密にコースがわかるかは微妙です。しかしよっさんという人は『だから阪神が不利』なんてことを絶対にいわない人です。むしろ『打てないのはあきらかに阪神打線が悪い』といってました。

しかし問題は投げている下柳です。この人はボールの出し入れで勝負するピッチャーです。打てないのは判定でなく打線が悪いのだとしても、≪ストライクゾーンが一定しない≫ことは下柳にとっても矢野にとっても死活問題ですよ。

ラジオで聴いていると何度となく『え?』という判定がありました。にもかかわらず下柳は空振りをとったり、凡打を打たせたりして≪ストライクゾーンが一定しない≫ことを無視するようなピッチングをしていたのです。

下柳の座右の銘は『前後際断』という言葉です。この人はひとつプレーにたいしてつい感情的になりがちな人ですが、そういう自分を把握しつつグラブにこの言葉を刻みこんでいるのです。

何度もいいますけど、アタシはきのうの試合を映像でみていません。でもはっきり目に浮かびました。微妙な判定の連続。集中力がきれそうになる。けどちゃんと『前後際断』して中日打線を翻弄していく下柳の姿が。

だから絶対に勝ってほしかった。最悪下柳が勝ち投手になれなくてもいい。チームが勝ってくれれば下柳は救われる。だから打線よ、絶対打ってくれ!と思いながらラジオにかじりついていた。勝利を信じていたんです。

こういっちゃなんですが、相手投手はけしてリーグを代表するような選手じゃない。マサや三浦といった苦手投手でもない。先発のバルガスはアクシデントで途中交代している。なのになんで打てないのか。あれだけ下柳が頑張っているのに。もう悔しいというか歯がゆいというか・・・・。

ま、アタシのような一支持者が落ち込んでいてもしょうがありません。ここにこんなことをかいたのもアタシ自身が『前後際断』するためです。そして明日こそ≪ここで負けたら≫という試合です。さっきも書いたようにまだ阪神はそういう試合に負けていない。
大丈夫です。きっと明日はチームが『前後際断』していると思います。


 
 
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